IoT Platform は、開発者がデバイスをオンラインでデバッグする際に役立つ仮想デバイスを提供します。 現在、オンラインデバッグ機能をサポートしているのは Pro Edition のみです。
デバイスクライアントの開発に成功した後、デバイスがデータを IoT Platform に送信し、開発者がそのデータを使ってアプリケーションを開発するのが、IoT の一般的な開発プロセスです。 そのような開発プロセスはしばしば時間を要します。 それに対応して、IoT Platform は、IoT Platform に接続された物理デバイスをシミュレーションする仮想デバイスを提供します。 仮想デバイスは定義されたプロパティとイベントを報告し、仮想デバイスから報告されたデータに従って、アプリケーションのデバッグができます。 物理デバイスがアクティブになった後、仮想デバイスは自動で非アクティブになります。
手順
- IoT Platform コンソールにログインします。
- 左側のナビゲーションウィンドウで、[プロダクト]ページで、デバッグするプロダクトを検索し、[表示] をクリックします。 をクリックします。
- [プロダクト詳細] ページで、[オンラインデバッグ] をクリックします。
- デバッグ対象のデバイスをクリックします。
- 注 物理デバイスがアクティブまたは無効になっている場合は、仮想デバイスを起動できません。
をクリックします。
- シミュレーションされるプッシュの内容を設定します。
たとえば、室内温度が 24℃になるように [プロパティ] を設定できます。
- メッセージプッシュ方式を選択します。
- プッシュ: データを一度だけプッシュします。
- プッシュポリシー:
- 特定の時間: 特定の時間にデータをプッシュします。
- 特定の間隔: 指定した時間範囲の特定の時間間隔で定期的にデータをプッシュします。 時間間隔の単位は秒です。
[データの表示] をクリックして、デバイスの実行ステータスを表示することができます。
仮想デバイスが不要になった場合、[仮想デバイスの停止] をクリックして停止します。
制限
- データプッシュの時間間隔の最小値は 1 秒です。
- 特定の間隔でプッシュできるメッセージの最大数は 1000 です。
- 1 日にプッシュ方式を使用できる最大回数は 100 です。