ROS リソースタイプ ALIYUN::ECS::InstanceGroup を使用して ECS インスタンスを一括して作成します。
ECS インスタンスを作成する際に、InstanceName および HostName 属性を使用してインスタンス名やホスト名を指定します。各 ECS インスタンスに異なるインスタンス名およびホスト名を設定するときの書式は、name_prefix[begin_number,bits]name_suffix です。
上記の書式のとおり、インスタンス名とホスト名は 3 つの部分で構成されます。
name_prefix(必須):インスタンス名またはホスト名の接頭辞を指定します。
[begin_number,bits] (必須):インスタンス名またはホスト名を一意にしている箇所です。begin_number はインスタンス名やホスト名の開始番号、bits はその数字の桁数を示します。
本フィールドは、次の条件を満たす場合にのみ正しく構文解析されます。
- フィールドに空白を含まない。
- bits の値は 1 ~ 4 である。
- begin_number の値は 0 ~ 9999 である。
- begin_number のみを指定すると、bits の値は 4 に設定されます。
- [begin_number,bits] を [] または [,], に指定すると、begin_number の値は 0、bits の値は 4 に設定されます。
- [1234,1] といったように begin_number に指定した数値の桁数が bits に指定した桁数よりも多い場合、begin_number 「1234」は指定可能な範囲内(0~9999)であるため、bits の値は 4 に変更されます。
- name_suffix(オプション):インスタンス名またはホスト名の接尾辞を指定します。
例:
{
"ROSTemplateFormatVersion" : "2015-09-01",
"Resources" : {
"WebServer": {
"Type": "ALIYUN::ECS::InstanceGroup",
"Properties": {
"ImageId" : "CentOs*",
"InstanceType": "ecs.n4.large",
"Password": "Test1234",
"MinAmount": 2,
"MaxAmount": 2,
"SecurityGroupId": "sg-2zedcm7ep5quses05fs4",
"SystemDiskCategory": "cloud_efficiency",
"IoOptimized": "optimized",
"InstanceName": "my.test-[1114]",
"HostName": "host[]"
}
}
}
}
上記のテンプレートを基に、ROS によって ECS インスタンスが 2 つ作成されます。
ECS インスタンスの名前は、「my.test-1114」および「my.test-1115」です。
2 つの ECS のホスト名は、「host0000」および「host0001」です。
注意:
上記の方法でインスタンス名およびホスト名を指定する場合、最終的に解析される名前は InstanceName および HostName 命名規則に沿っている必要があります。命名規則に沿っていない場合、インスタンス作成前の事前確認に失敗する可能性があります。