このトピックでは、Realtime Compute で INSERT INTO ステートメントを使用する方法と制約について説明します。

構文

INSERT INTO tableName
      [ (columnName[ , columnName]*) ]
          queryStatement;

INSERT INTO LargeOrders
SELECT * FROM Orders WHERE units > 1000;
INSERT INTO Orders(z, v)
SELECT c,d FROM OO;
  • 単一の Realtime Compute ジョブを使用すると、1 つの SQL ジョブに複数の DML 操作、データソース、データ宛先、およびディメンションテーブルを含めることができます。 たとえば、ジョブファイルには、異なる内容の 2 つの SQL ステートメントのパラグラフを含めることができます。これにより、異なるデータ宛先にデータが書き込まれます。
  • Realtime Compute では、クエリに個別の SELECT ステートメントを使用することはできません。 SELECT ステートメントは、CREATE VIEW ステートメントと一緒に使用するか、INSERT INTO ステートメントに含める必要があります。
  • INSERT INTO ステートメントは、既存のレコードの情報の更新をサポートします。 たとえば、キー値を RDS テーブルに挿入できます。 このキー値が存在する場合は、更新されます。 存在しない場合は、新しいキー値が挿入されます。

操作の制約

テーブルタイプ 操作の制約
ソーステーブル FROM ステートメントでのみ参照でき、INSERT をサポートしません。
ディメンションテーブル JOIN ステートメントでのみ参照でき、INSERT をサポートしません。
結果テーブル INSERT のみをサポートします。
ビュー FROM ステートメントでのみ参照できます。