[概要] ページには、ジョブのリアルタイム実行情報が表示されます。 ジョブのステータスをもとに、ジョブが正常で期待どおりの動作をしているか分析して判定することができます。

[概要] ページへの移動

  1. [ジョブ管理] ページに移動します。
    1. Realtime Compute コンソールにログインします。
    2. 上部のナビゲーションバーの [管理] をクリックします。
    3. [ジョブ] セクションの [ジョブ名] フィールドの下にあるターゲットジョブ名をクリックします。
  2. [ジョブ管理] ページの上部の [概要] をクリックします。

タスクステータス

[タスクのステータス] セクションには、各ステータスのタスク数が表示されます。 タスクのステータスは、次のいずれかになります。
  • 作成済み
  • 実行中
  • 失敗
  • 完了
  • スケージューリング中
  • キャンセル中
  • キャンセル済み

ジョブの瞬時値

[タスクのステータス] セクションで、ジョブの瞬時値を表示できます。
パラメーター 説明
Input TPS ソーステーブルから読み取られた 1 秒あたりのブロック数。 Log Service の場合、複数のデータレコードを 1 つの LogGroup にパッケージ化して読み取ることができます。 この場合、値はソーステーブルから読み取られた 1 秒あたりの LogGroups 数を示します。
Input RPS ソーステーブルから読み取られた 1 秒あたりのデータレコード数。
Output RPS 結果テーブルに書き込まれた 1 秒あたりのデータレコード数。
Consumed CPUs ジョブが消費した CPU の量。
Start Time ジョブの開始時間。
Runtime ジョブが実行されている期間。

頂点トポロジー

[頂点トポロジー] セクションには、Realtime Compute の基盤となるコンピューティングロジックの実行グラフが表示されます。 各コンポーネントはタスクを表します。 各データストリームは、1 つ以上のデータソーステーブルから 1 つ以上のデータ結果テーブルに流れます。 データフローは、任意の有向非循環グラフ (DAG) に似ています。 ジョブをより効率的に実行するために、Realtime Compute の基礎となるロジックはサブタスクをチェーンして演算子を形成し、演算子をチェーンしてタスクを形成します。 各タスクはスレッドで実行されます。 これにより、スレッドの切り替え、メッセージのシリアル化または逆シリアル化、バッファーでのデータのスワップ、およびデータのレイテンシは短縮されますが、全体的なスループットは増加します。 演算子は計算ロジックを示し、タスクは複数の演算子の集合体です。

  • 表示モード

    デフォルトでは、 [頂点トポロジー] セクションにはトポロジーが表示されます。 [頂点ポロジー] セクションの右上隅にある [リストモード] をクリックすると、表示モードを変更することができます。

  • タスクのステータス情報
    • 表示モードのタスクパラメーター
      頂点表示モードでは、現在のタスクに関する情報が対応するボックスに表示されます。 パラメーターを以下の表に示します。
      パラメーター 説明
      ID 実行中のトポロジー内のタスク ID。
      Resource Health Score 指定されたチェックに基づいて取得された [リソースヘルススコア]。 この値はジョブのパフォーマンスを反映しています。 [リソースヘルススコア] が 60 未満の場合、現在のタスクのデータが停滞し、データ処理パフォーマンスが低下します。
      データ処理のパフォーマンスが低い場合、「マニュアル設定によるパフォーマンスの最適化」設定の最適化の実装を推奨します。
      PARALLEL タスクの並列処理。
      TPS ソーステーブルから読み取られた 1 秒あたりのブロック数。
      DELAY タスクの処理遅延時間。
      IN_Q タスクの入力キューの割合。
      OUT_Q タスクの出力キューの割合。
    • リストモードのタスクパラメーター

      [頂点ポロジー] セクションの下部に、リストモードでのタスクに関する情報を表示することができます。 パラメーターを以下の表に示します。

      パラメーター 説明
      ID 実行中のトポロジー内のタスク ID。
      Name タスクの名前。
      Status タスクの実行中のステータス。
      InQ max タスクの入力キューの割合。
      OutQ max タスクの出力キューの割合。
      RecvCnt sum タスクが受信したデータ量。
      SendCnt sum タスクが送信したデータ量。
      TPS sum 入力ノードから読み取られた 1 秒あたりのデータ量。
      Delay max タスクの処理遅延時間。
      StartTime タスクの開始時間。
      Duration(s) タスクの実行期間。
      Task タスクの各並列処理のステータス。
  • タスクスレッド情報

    タスクをクリックし、次に [頂点の実行] ページの上部にある [サブタスクリスト] をクリックしてタスクのスレッドリストを表示します。

頂点情報

次の機能は、Realtime Compute V3.0.0 以降にのみ適用されます。
  • 頂点演算子に関する情報の表示

    [頂点トポロジー] セクションの [頂点] ボックスの右上隅にあるプラス記号 (+) をクリックして、頂点演算子に関する情報を表示します。

  • 頂点の詳細表示

    [頂点ポロジー] セクションの右上隅にある [すべて展開] をクリックして頂点の詳細を表示します。

  • 頂点の詳細ページの表示
    [頂点トポロジー] セクションで、[頂点の境界] または [頂点リスト] の名前をクリックして、右側に [頂点の詳細] ページを表示します。 [頂点の詳細] セクションで、[サブタスク] タブにあるタスク ID ([ログ 0] など) をクリックし、[タスクマネージャー] ログページに移動します。