背景

ワークフローがユーザーの要件を満たさない場合は、ビジネスロジックを判断し、API を使用してトランスコーディングを行うことになります。 例えば、全てのビデオにトランスコーディングが必要なわけではありません。また、ビデオによってトランスード設定も異なります。

利点

  • ビジネスロジックをカスタマイズし、トランスコードタスクをフレキシブルに実行できます。

  • トランスコーディング、カプセル化、ウォーターマークなどの強力な機能をサポートしており、HLS-AES128 標準の暗号化や編集などの機能も備えています。

  • トランスコードタスクの完了時に、指定した Message Queue またはメッセージ通知へ実行情報を送信することができます。

  • URL による再生をサポートしています。

制限事項

  • トランスコードタスクによって生成される出力ファイルを使って、バッチ処理でタスクを実行することができます。

  • API トランスコードは HLS-AES128 による暗号化をサポートしています。 現在、Alibaba Cloud のプライベート暗号化はサポートしていません。

  • API トランスコードでは URL 再生に対応していますが、 メディア ID による再生には対応していません。 異なる定義間での自動切り替えロジックと複数フォーマットのサポートを実現するには、複数の出力と複数の定義と複数のフォーマットとを関連付けておく必要があります。

準備

  • MPS console にログインしてトランスコードのカスタムテンプレートを設定します (任意)。

  • MPS console にログインしてウォーターマークのカスタムテンプレートを設定します (任意)。

手順

  1. 「入力ファイルを OSS にアップロード」します。アップロード方法は複数あります (OSS コンソール経由、OSS 関連アップロードツールの使用、アップロードSDK)。
  2. 「MPS Queue の通知を設定」します。
  3. 「トランスコードタスクを実行」します。
  4. メッセージの受信後、“QueryTranscodingJob” インターフェイスを呼び出してタスクの実行結果と出力ファイルの URL を取得します。
  5. URL 経由でビデオを再生します。

アプリケーションを設定してビデオにウォーターマークを入れます。

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