キューの説明
メッセージはキューに格納しています。メッセージにはデータと属性が含まれています。MessageIdとReceiptHandleはキューに格納されているメッセージを識別するために使用される2種類の識別子です。
アカウント
AlibabaクラウドサービスのユーザーIDです。
キューのオーナー
メッセージサービスのCreateQueue APIによりキューを作成した場合、該当アカウントがキューのオーナーになります。キューのオーナーはキューに対して全ての操作権限を持ちます。AccountIDはAlibaba Cloud WebSiteから確認可能です。
producer
メッセージの送信者(キューに送信します)。
Consumer
メッセージの受信者、キューの中からメッセージを削除します。
Endpoint
メッセージサービスのアクセスURLであり、フォーマートは以下の形になります。
https://$AccoundId.mns.$Region.aliyuncs.com
$Regionはメッセージサービスが展開された地域です。
$AccountIdはユーザーがAlibabaクラウドサービスを登録時に作成したユーザーIDです。
Normal Message
キューに送信され、受信者がすぐに受け取ることが可能なメッセージです。
Delay Message
キューに送信され、遅延期間が終了するまで受信者は受け取ることができません。
Normal Queue
メッセージの遅延時間はデフォルトでゼロに設定されます。つまり、遅延時間が設定されていないため、すぐにキューから受信可能です。
Delay Queue
メッセージの遅延時間はデフォルトでゼロ以上に設定されます。指定された時間後にメッセージが受信可能になります。
MessageID
キューの中のメッセージを識別するためのIDです。同じキューの中でメッセージは重複しないMessageIDが付与されています。ただし、MessageIDは異なるキューの間では重複している可能性があります。MessageIDはメッセージの作成者がメッセージサービスによりメッセージをキューに送信する際に作成されます。メッセージ送信リクエストをキューに送信するとメッセージサービスによりMessageIDが返されます。
注意:MessageIDを使用してメッセージを削除することはできません。
ReceiptHandle
ReceiptHandleはメッセージサービスにより作成され、メッセージを受信する時受信者に返された一時的な識別子です。受信者はReceiptHandleを使用してメッセージの削除や、メッセージのvisibility timeout値を変更することができます。ただし、ReceiptHandleはメッセージのステータスが変わると期限切れになります。