説明:
Jack はプロジェクト prj1 のプロジェクト管理者です。 このプロジェクトには、ユーザー ID、購買記録などの大量の機密データと共に、知的財産権を持つデータマイニングアルゴリズムが含まれています。 Jack は、機密データとアルゴリズムを保護し、プロジェクトユーザーだけがプロジェクト内のデータにアクセスできるようにしたいと考えています。 Jack はまた、データが確実にプロジェクト内でのみ行き来するようにしたいと考えています。
ソリューション:
プロジェクトデータを保護するには、Jack は次のステップを実行しなければなりません。
use prj1;
set ProjectProtection=true; --Enable the project data protection mechanism
プロジェクトデータ保護を有効にすると、プロジェクト内のデータをプロジェクトから転送することはできません。 すべてのデータはプロジェクト内でのみ行き来します。
ユーザーがプロジェクト外にデータテーブルをエクスポートする場合は、プロジェクト管理者の承認が必要です。 このような場合、MaxCompute には、保護されたプロジェクトからの外部データのエクスポートをサポートする
TrustedProject 設定があります。 この場合、プロジェクト prj2 を prj1 の信頼できるプロジェクトとして設定し、次のコマンドを使用して prj1
から prj2 にデータが行き来できるようにします。
use prj1;
add trustedproject prj2;