この関数は、ラスターオブジェクトの座標範囲を返します。 戻り値は、'((minX,minY),(maxX,maxY))' の形式の PostgreSQL のボックスオブジェクトです。
構文
BOX ST_Extent(raster raster_obj,CoorSpatialOption csOption = 'WorldFirst')
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
raster_obj | ラスターオブジェクト |
CoorSpatialOption | 座標型 |
説明
CoorSpatialOption パラメーターは、座標型を指定します。 設定可能な値は次のとおりです。
- Raster: 画素座標を返します。
- World: ワールド座標を返します。
- WorldFirst: 優先的にワールド座標を返します。 ラスターオブジェクトが地理的に参照されている場合、関数はワールド座標を返します。 ラスターオブジェクトが地理的に参照されていない場合、関数は画素座標を返します。
例
select ST_Extent(raster_obj, 'Raster') from raster_table;
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(0 0, 255 255)