この API を呼び出して、指定した ApsaraDB for PolarDB クラスター内の 1 つ以上のデータベースへのアクセス権限を標準のデータベースアカウントに付与できます。

指定されたアカウントに、指定されたデータベースへのアクセス権限が付与済みである場合、API は直接成功レスポンスを返します。

この操作を呼び出す前に、クラスターが実行状態であることを確認してください。

  • PolarDB MySQL のみがサポートされています。
  • 既定では、特権アカウントにはデータベースに対するすべての権限があります。

デバッグ

OpenAPI Explorer は署名値を自動的に計算します。 OpenAPI Explorer を使用すると、API を簡単に設定できます。 OpenAPI Explorer は、各種 SDK 用のサンプルコードを動的に生成します。

リクエストパラメーター

パラメーター データ型 必須/任意 説明
AccountName String 必須 testacc_01

アカウントの名前を設定します。

AccountPrivilege String 必須 ReadOnly

データベースに対するデータベースアカウントの権限を設定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

  • ReadWrite:読み取りおよび書き込み権限。
  • ReadOnly:読み取り専用権限。
  • DMLOnly:データ操作言語 (DML) 文のみを実行。
  • DDLOnly:データ定義言語 (DDL) 文のみを実行。
AccountPrivilege パラメーターで指定するアカウント権限の数は、DBName パラメーターで指定するデータベース名の数と一致する必要があります。 各アカウント権限は、データベース名に順番に対応している必要があります。 たとえば、DBNametest1,test2AccountPrivilegeReadWrite,ReadOnly を指定した場合、test1 データベースの読み取り/書き込み権限と test2 データベースの読み取り専用権限が指定されたアカウントに付与されることを示します。
DBClusterId String 必須 pc-xxxxxxxxxxxxxxxx

クラスターの ID を設定します。

DBName String 必須 testdb_1

データベースアカウントにアクセス許可を付与するデータベースの名前を設定します。 1 つ以上のデータベースへのアクセス許可をデータベースアカウントに付与できます。 複数のデータベースを入力する場合は、コンマ (,) で区切ります。

AccessKeyId String 任意 key-test

Alibaba Cloud から提供された AccessKey ID を設定します。

Action String 任意 GrantAccountPrivilege

実行するAPI ( GrantAccountPrivilege) を設定します。

レスポンスパラメーター

パラメーター データ型 説明
RequestId String 2FED790E-FB61-4721-8C1C-07C627FA5A19

リクエストの ID を示します。

リクエストの例


http(s)://[Endpoint]/? Action=GrantAccountPrivilege
&AccountName=testacc_01
&AccountPrivilege=ReadOnly
&DBClusterId=pc-xxxxxxxxxxxxxxxx
&DBName=testdb_1
&<共通リクエストパラメーター>

通常のレスポンス例

XML 形式

<GrantAccountPrivilegeResponse>  
       <RequestId>2FED790E-FB61-4721-8C1C-07C627FA5A19</RequestId>
</GrantAccountPrivilegeResponse>

JSON 形式

{
	"RequestId":"2FED790E-FB61-4721-8C1C-07C627FA5A19"
}

エラーコード

エラーコードのリストについては、「API エラーセンター」をご参照ください。