プロファイルには、ユーザー定義関数を参照する PASSWORD_VERIFY_FUNCTION 句を含めることができます。 この関数は、Oracle 互換 PolarDB データベースによって適用される動作を指定します。 プロファイルはグローバルオブジェクトです。 これらのオブジェクトは、クラスター内のすべてのデータベースによって共有されます。 プロファイルとは異なり、ユーザー定義関数はデータベースオブジェクトです。

pg_dumpall を -g または -r オプションを指定して呼び出すことにより、既存のプロファイルの定義を再作成するスクリプトを作成できます。 ただし、スクリプトでは、PASSWORD_VERIFY_FUNCTION 句によって参照されるユーザー定義関数を再作成しません。 pg_dump コマンドを使用して、これらの関数が配置されているデータベースを明示的にダンプしてからデータベースを復元する必要があります。

pg_dump によって作成されたスクリプトには、句と関数名を含む次の文が含まれています。

ALTER PROFILE... LIMIT PASSWORD_VERIFY_FUNCTION function_name

この文は、復元された関数を、その関数が以前に関連付けられていたプロファイルに関連付けるのに役立ちます。

PASSWORD_VERIFY_FUNCTION 句が DEFAULT または NULL に設定されている場合、 動作は pg_dumpall -g または pg_dumpall -r コマンドが生成したスクリプトによって複製されます。