テーブル名およびテーブル内のすべての列の名前と型を指定すると、新しいテーブルを作成することができます。

次のテーブルは、emp サンプルテーブルの簡易版です。 テーブルを定義するための基本情報のみ提供されています。

CREATE TABLE emp (
    empno           NUMBER(4),
    ename           VARCHAR2(10),
    job             VARCHAR2(9),
    mgr             NUMBER(4),
    hiredate        DATE,
    sal             NUMBER(7,2),
    comm            NUMBER(7,2),
    deptno          NUMBER(2)
);

改行すると PSQL にサンプルコードを入力することができます。 PSQL はセミコロンまで文が終了しないことを認識します。

SQL 文で空白、タブ、改行などの空白文字を使用することができます。 したがって、前の例とは違い、文を一列に並べて入力することができます。 文を 1 行で入力することも可能です。 2 つのダッシュ (--) はコメントを示します。 ダッシュに続くものはすべて行の終わりまで無視されます。 大文字と小文字を区別するために識別子が二重引用符で囲まれている場合を除き、SQL ではキーワードと識別子の大文字と小文字は区別されません。 前の例では、二重引用符で囲まれた識別子は使用されていません。

VARCHAR2(10) は、最大 10 文字の任意の文字列を格納できるデータ型を指定します。 NUMBER(7,2) は精度 7、スケール 2 の固定小数点数です。 NUMBER(4) は精度 4、スケール 0 の整数です。

Oracle と互換性のある PolarDB データベースは、INTEGER、SMALLINT、NUMBER、REAL、DOUBLE PRECISION、CHAR、VARCHAR2、DATE、TIMESTAMP などの一般的な SQL データ型、 およびこれらのさまざまな同義語をサポートします。

テーブルが必要ない場合、または新しいテーブルを作成してテーブルを置き換えたい場合は、次の文を実行してテーブルを削除することができます。

DROP TABLE tablename;