O&M アシスタントを使用すると、専用のリソースグループでコマンドを作成、実行、削除できます。 また、コマンドの実行結果を表示し、環境ベースラインでコマンドを調整できます。
- 現在、O&M アシスタント機能は中国 (上海) リージョンでのみ利用可能です。
- [O&M アシスタント] ボタンは、実行状態にあるスケジューリング用の専用リソースグループでのみ使用できます。
O&M アシスタントページに移動する
- DataWorks コンソールにログインします。
- 左側のナビゲーションペインで [リソースグループ] をクリックします。 [排他的なリソースグループ] タブが表示されます。
- スケジューリング用の専用リソースグループの [操作] 列で、[O&M アシスタント] をクリックします。
表示されるページで、コマンドの作成、実行、削除、コマンドの実行結果の表示、環境ベースラインのコマンドの調整など、関連する操作を実行できます。
コマンドを作成する
- [O&M アシスタント] ページで、右上の [コマンドの作成] をクリックします。
- 表示される [コマンドの作成] ダイアログボックスでパラメーターを設定します。
パラメーター 説明 Command Name コマンドの名前。 Command Description コマンドの説明。 Command Type コマンドのタイプ。 現在は、シェルコマンドのみがサポートされています。 Command Content コマンドの内容。 注 /home/ディレクトリでは、/home/admin/usertools/tools/ ディレクトリのみ書き込み可能です。必要なパッケージのインストールは、/home/admin/usertools/tools/ ディレクトリまたは/home/ ディレクトリ以下ではないディレクトリに行うことを推奨します。
Installation Directories コマンドを実行するディレクトリの親ディレクトリ。 指定した親ディレクトリがディレクトリホワイトリストに追加されます。 複数のディレクトリはセミコロン (;) で区切ります (例: /usr/tools/tool_a;/usr/tools/tool_b)。 Timeout コマンドのタイムアウト時間です。 (単位:秒) コマンドがタイムアウトすると、システムはコマンドの実行を強制的に停止します。 - 上記のパラメーターを設定してから、[コマンド作成] をクリックします。
コマンドを実行する
コマンドを作成したら、コマンドの [ 操作] 列で[コマンド実行] をクリックしてコマンドを実行します。
コマンドの実行結果を表示する
コマンドの実行後、結果セクションのコマンドの [操作] 列で[結果表示] をクリックして、実行結果と詳細を表示します。
コマンドを削除する
コマンドを削除するには、コマンドの [操作] 列で[削除] をクリックします。 [コマンド削除] ダイアログボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。
環境ベースラインのコマンドを調整する
環境ベースラインは、専用リソースグループの ECS (Elastic Compute Service ) インスタンスで環境を準備するために、指定された順序で実行される一連のコマンドを示します。 専用リソースグループをスケールアウトすると、環境を準備するために、環境ベースラインが新しい ECS インスタンス上で実行されます。 新しい ECS インスタンス上でも環境が変更されないため、ノードが同じ環境で実行されます。
O&M アシスタントで実行されたコマンドを環境ベースラインに追加した後、スケールアウト後に新しい ECS インスタンスで指定された順序でコマンドも実行されます。
- 右上にある [環境ベースラインコマンドオーケストレーション] をクリックします。
- 表示される [環境ベースラインコマンドオーケストレーション] ダイアログボックスで、[コマンド] を設定し、コマンドのシーケンスを調整します。
- [ベースラインコマンドの内容とシーケンスが確認されました] のチェックボックスをオンにします。
- [はい] をクリックします 。
制限事項
- コマンドを作成後に編集することはできません。 コマンドを編集するには、コマンドを削除して新しいコマンドを作成します。
- コマンドが繰り返し実行されるのを防ぎ、せにょうリソースグループの ECS インスタンスの環境間の不整合を回避するために、O&M アシスタントでは、環境ベースラインに追加されたコマンドを手動で実行または削除できません。
- 現在、シェルコマンドのみサポートされています。
- /home/ディレクトリでは、/home/admin/usertools/tools/ ディレクトリのみ書き込み可能です。
必要なパッケージのインストールは、/home/admin/usertools/tools/ ディレクトリまたは/home/ ディレクトリ以下ではないディレクトリで行うことを推奨します。