このトピックでは、Object Storage Service (OSS) バケットのライフサイクルルールを設定し、ファイルゲートウェイ上のファイルが自動的にアーカイブされるよう、自動ファイルアーカイブを設定する方法について説明します。
始める前に
- 標準または低頻度アクセス (IA) OSS バケットを作成済みである必要があります。 詳細については、「バケットの作成」をご参照ください。
注 Cloud Storage Gateway (CSG) は、標準、IA、アーカイブ OSS バケットをサポートしています。
- 共有が作成済みである必要があります。
注
- CSG は、ファイルゲートウェイ上の NFS 共有のファイルのみを自動的にアーカイブします。 共有を作成する際、 [Protocol] を [NFS] に設定します。
- 共有を作成する際、[Support Archive] を [Yes] に設定します。
このタスクについて
CSG V1.0.44 以降のバージョンでは、ファイルゲートウェイ上のファイルを OSS バケットに自動的にアーカイブできます。
標準または IA の OSS バケット内のファイルの場合、ファイルゲートウェイを直接使用して、ファイルを自動的にアーカイブおよびアーカイブ解除し、アーカイブ情報をクエリできます。
ファイルのライフサイクルを管理するために OSS コンソールを使用する必要はありません。
注 ファイルのアーカイブを自動化するには、まず OSS コンソールで OSS バケットのライフサイクルルールを設定する必要があります。 ファイルのアーカイブ解除またはアーカイブ情報のクエリのみが必要な場合は、ライフサイクルルールを設定する必要はありません。
ステップ 1:OSS バケットのライフサイクルルールを設定する
ライフサイクルルールを作成して、OSS バケット内の 1 つ以上のオブジェクトのストレージクラスを変更できます。
ステップ 2:アーカイブ管理構成を完了する
その他の操作
- 次のコマンドを実行すると、アーカイブ管理ツールを使用して、アーカイブファイルを自動的にアーカイブ解除できます。
sgw_archive_util -r /path/file
/path/file represents the absolute path of the file. 実際のファイルパスに置き換えます。
- 次のコマンドを実行すると、アーカイブ管理ツールを使用して、ファイルのアーカイブ情報を照会できます。
sgw_archive_util -q /path/file
/path/file represents the absolute path of the file. 実際のファイルパスに置き換えます。