このトピックでは、Redis データテーブルの使用方法について説明します。

構文

CREATE TABLE tbName[(columnName dataType [,columnName dataType]*)]
USING redis
OPTIONS(propertyKey=propertyValue[, propertyKey=propertyValue]*);

設定パラメーター

パラメーター 説明 必須
table

Redis に書き込まれるデータのすべてのキーに追加されるプレフィックス。 キーの形式は、${table}:${key.column} です。 この形式の ${table} はプレフィックスを示し、${key.column} は key.column パラメーターで指定されたキーを示します。

はい
redis.save.mode 書き込むデータが Redis に既に存在する場合の処理方法。 有効な値:append (書き込むデータを既存のデータに追加する)、overwrite (既存のデータを上書きする)、errorifexists (例外をスローする)、ignore (既存のデータを破棄する)。 デフォルト値:append いいえ
model

データの保存形式。 有効な値:hash と binary。 デフォルト値:hash

いいえ
filter.keys.by.type model パラメーターで指定された形式で保存されていないデータを除外するかどうか。 デフォルト値:false いいえ
key.column Redis にデータを書き込むためのキーとして使用される行の列。 デフォルトでは、universally unique identifier (UUID) がキーとして自動生成されます。 いいえ
ttl キーの有効期間 (TTL)。 このパラメーターを設定しない場合、データはデフォルトで永続的に保存されます。 このパラメーターを設定する場合、パラメーター値は有効期間を示します。 単位:秒。 いいえ
max.pipeline.size

パイプラインでサポート可能なバルクデータ書き込み操作の最大数。 デフォルト値:100

いいえ
host Redis に接続するホスト。 デフォルト値:localhost いいえ
port Redis に接続するポート。 デフォルト値: 6379 いいえ
dbNum データを保存する Redis のデータベース番号。 デフォルト値: 0 いいえ

テーブルスキーマ

Redis データテーブルを作成するとき、 データテーブルのフィールドを明示的に定義する必要があります。 たとえば、有効なテーブル作成文を次に示します。

spark-sql> CREATE TABLE redis_test_table(`key0` STRING, `value0` STRING, `key1` STRING, `value1` STRING)
         > USING redis
         > OPTIONS(
         > table="test",
         > redis.save.mode="append",
         > model="hash",
         > filter.keys.by.type="false",
         > key.column="uuid",
         > max.pipeline.size="100",
         > host="localhot",
         > port="6379",
         > dbNum="0");