このトピックでは、Cloud Storage Gateway コンソールでファイルゲートウェイをモニタリングする方法について説明します。CPU の使用率およびメモリの使用量、キャッシュディスクの IOPS、キャッシュディスクの読み取りおよび書き込みの速度、ネットワークスループットなどをモニタリングできます。

このタスクについて

バージョン 1.0.39 以降では、ログ監視機能をサポートしています。 この機能は Cloud Storage Gateway コンソールで使用できます。

ファイルゲートウェイは、Alibaba Cloud にデプロイされたビジネスで実行された操作を記録する監査ログと、システムおよび共有ディレクトリをモニタリングする監視ログをサポートします。 ログは、指定された SLS (ログサービス) プロジェクトおよびログストアに分散されます。
  • 監査ログには、アップロード、名前変更、削除操作など、Alibaba Cloud にデプロイされたビジネスで実行された操作が記録されます。 稼働状況や応答時間の確認に役立ちます。
  • 監視ログは、ネットワーク、ディスク、CPU、およびメモリのステータス、OSS からダウンロードおよび OSS にアップロードされたデータの総量、キャッシュされたデータの量、共有ディレクトリの読み取りおよび書き込み帯域幅、個々の操作で OSS にアップロードおよびダウンロードされたデータの量、OSS データの量、および OSS のヘルスチェックステータスをモニタリングします。 この情報により、システムおよび共有ディレクトリに関する統計を把握できます。
オンプレミスゲートウェイの場合、ホワイトリストのユーザーのみログ監視機能を使用できます。

モニタリング情報の表示

  1. CSG コ ンソールにログインします。
  2. [ゲートウェイクラスター] ページで対象のファイルゲートウェイを確認し、ゲートウェイの名前をクリックして [共有] タブへ移動します。
  3. [詳細] ページに移動して、モニタリング情報を表示します。
    モニタリング情報は、CPU の使用率およびメモリの使用量、キャッシュディスクの IOPS、キャッシュディスクの読み取りと書き込みの速度、ネットワークスループットです。

ログ監視機能の設定

  1. CSG コ ンソールにログインします。
  2. [ゲートウェイクラスター] ページで対象のファイルゲートウェイを確認し、ゲートウェイの名前をクリックして [共有] タブへ移動します。
  3. [詳細表示] をクリックして詳細ページへ移動します。
  4. [ゲートウェイログの監視] セクションで、[作成] をクリックします。
  5. [ログ監視の作成] ダイアログボックスで、必要な情報を入力します。
    使用可能なプロジェクトまたはログストアがない場合は、最初にプロジェクトまたはログストアを作成します。 詳細については、「プロジェクトの作成」および「Logstore の作成」をご参照ください。
  6. [OK]をクリックします。
    10分後、 Log Service コンソール に老インしてゲートウェイログを表示します。

その他の操作

[ゲートウェイログの監視] セクションでは、以下の操作も行うことができます。

操作 説明
ログ監視の削除 ログ監視機能を使用する必要がなくなった場合は、 [削除] をクリックします。
ログ監視の無効化 ログ監視機能を一時的に無効化する必要がある場合は、 [無効化] をクリックします。