メトリック分析を使用して、データの傾向と外れ値を確認できます。 現在サポートされている分析ツールには、補助線、トレンドライン、予測、異常検出があります。 Quick BI Enterprise Standard のみがトレンドライン、予測、異常検出に対応しています。

メトリック分析を使用する前に、ダッシュボードを作成します。 詳細については、「データベースの作成」をご参照ください。

補助線

補助線を追加して、メジャーの値と補助線で示される値の差を表示できます。 補助線によって示される値は、固定値または集計値のいずれかです。 集計値には、平均値、最大値、最小値、中央値が含まれます。
  1. ダッシュボードの編集ページで、 [グラフィックデザイン] > [アドバンス][メトリック分析] > [補助線] を選択します。
  2. [補助線] ダイアログボックスで、[補助線の追加] をクリックします。 作成する補助線の値タイプを選択します。
  3. [OK]をクリックします。 補助線の例を以下に示します。

トレンドライン

トレンドラインは、現在のデータのトレンドを表示します。 トレンドラインの種類には、インテリジェント、線形、対数、指数、多項式、べき乗があります。

  1. ダッシュボードの編集ページで、 [グラフィックデザイン] > [アドバンス] を選択し、[メトリック分析] > [トレンドライン] を選択します。
  2. [トレンドライン] ダイアログボックスで、[トレンドラインの追加] をクリックします。 メジャー、トレンドラインタイプ、トレンドを予測する後続の期間数を選択します。
  3. [OK] をクリックします。 トレンドラインの例を以下に示します。

予測

予測指標を追加して、現在のデータの傾向を表示し、傾向を予測できます。

  1. ダッシュボードの編集ページで、 [グラフィックデザイン] > [アドバンス]を選択し、[メトリック分析] > [予測] を選択します。
  2. [予測] ダイアログボックスで、[予測メトリックの追加] をクリックします。 線のメジャーと色を選択します。
  3. [OK] をクリックします。 予測の例を以下に示します。

例外の検出

検出されたメトリックを追加して、現在のデータの外れ値を表示できます。

  1. ダッシュボードの編集ページで、 [グラフィックデザイン] > [アドバンス] を選択し、[メトリック分析] > [異常検出] を選択します。
  2. [異常検出] ダイアログボックスで、[検出されたメトリックの追加] をクリックします。 メジャーを選択します。
  3. [OK] をクリックします。 外れ値の例を以下に示します。
    折れ線グラフでは、外れ値は赤い点で表されます。 棒グラフでは、外れ値は赤い縦棒で表されます。