バケットのバージョン管理を有効にすると、上書きまたは削除されたデータは履歴バージョンとして保存されます。 バージョン管理を使用すると、オブジェクトを上書きまたは削除した後、バケット内のオブジェクトを以前の任意の時点に復元できます。

バージョン管理は、ユーザーがホワイトリストに追加されているインド (ムンバイ) とマレーシア (クアラルンプール) で利用可能です。 この機能は、将来的に他のリージョンで利用可能になります。

シナリオ

  • 誤って削除されたデータを復元する

    OSS にはごみ箱の機能がありません。 OSS のデータが削除された後、削除されたデータを復元することはできません。 削除されたデータを復元するには、ローカルまたはサードパーティのバックアップツールを使用する必要があります。

  • 上書きされたデータを復元する

    オンラインストレージに保存されているドキュメントやオンライン共同ドキュメントは、頻繁に変更されます。 オンラインオフィスのシナリオでは、ファイルの編集時に多数の一時バージョンが生成されます。 ユーザーは、特定の時点のバージョンを見つける必要があります。

原則

バージョン管理は、バケット内の特定のオブジェクトではなく、すべてのオブジェクトに適用されます。 バケットのバージョン管理を有効にした後、バケット内のすべてのオブジェクトがバージョン管理の対象になります。 各バージョンには一意のバージョン ID があります。

  • バケットのバージョンは、次のいずれかのステータスになります。
    • バージョン管理外 (デフォルト)
    • バージョン管理 - 有効
    • バージョン管理 - 一時停止
    バケットのバージョン管理を有効にした後、バケットバージョンのステータスは一時停止のみになります。 ステータスをバージョン管理外にロールバックすることはできません。
  • 次のユーザーは、バケットのバージョン管理を設定できます。
    • ルートアカウントを持っているユーザー
    • OSSFullAccess が付与されている RAM ユーザーまたはロール
    • PutBucketVersioning が付与されている RAM ユーザーまたはロール
  • 設定ツール

    次のいずれかの方法を使用して、バケットのバージョン管理を設定できます。

    • コンソール
    • ossutil
バケットのバージョン管理を有効にした後、上書きされたオブジェクトに対して履歴バージョンが生成されると、料金が発生します。 期限切れのバージョンが自動的に削除されるようにライフサイクルルールを設定できます。