バックアップコンテナーは、バックアップデータをクラウドに保存するために使用される HBR クラウドのバックアップウェアハウスです。 ディザスタリカバリ要件を満たすために、コンテナー用のリモートミラーコンテナーを作成できます。 ミラーコンテナーを使用して、リージョン間のデータを復元することもできます。
注
- ミラーコンテナーが作成されると、ソースコンテナーで実行されているバックアップジョブがミラーコンテナーにリアルタイムで同期されます。 ソースコンテナーの履歴バックアップは、ミラーコンテナーの作成から 90 分後にミラーコンテナーへの同期を開始します。
- 各バックアップコンテナーに対して作成できるミラーコンテナーは 1 つだけです。
- ミラーコンテナーからバックアップを復元することはできますが、データをミラーコンテナーにバックアップすることはできません。
- リンクされたソースコンテナーを削除する前に、ミラーコンテナーを削除する必要があります。
- ソースコンテナーは、バックアップクライアントを作成するときに作成されます。
ミラーコンテナーの作成
次のように作成します。
- HBR コンソール にログインします。
- 左側のナビゲーションウィンドウで、[概要] をクリックします。
- ミラーコンテナーを作成する必要のあるコンテナーを見つけ、 右上隅の アイコンをクリックします。
- [ミラーコンテナーの作成] ダイアログボックスで、新しいミラーコンテナーが配置されているリージョンを選択します。
注 ディザスタリカバリでは、ソースコンテナーが配置されているのと同じリージョンを選択しないことを推奨します。
- [コンテナー名] を入力します。 コンテナー名の長さは最大 32 文字です。
- [コンテナーの説明] を必要に応じて入力し、 [作成] をクリックします。
ミラーコンテナーからバックアップを復元する
リモートミラーコンテナーからデータを復元するには、バックアップクライアントをターゲットサーバー、または仮想マシンにダウンロードする必要があります。 バックアップソースをバックアップクライアントのミラーコンテナーとして指定する必要があります。
次のように作成します。
- データを復元する必要があるサーバーまたは仮想マシンで、 バックアップクライアントをダウンロードし、インストールします。
注 バックアップクライアントを設定するときは、 バックアップコンテナー名を、ターゲットミラーコンテナーの名前として指定する必要があります。
- ターゲットサーバー、または仮想マシンのバックアップクライアントにログインし、 別のクライアントからバックアップを復元 します。
注 バックアップの検索機能を使用して、バックアップを復元することもできます。