ApsaraDB for MongoDB のデータ復元機能は、データベースでの誤操作による損失を最小限に抑えることができます。 ApsaraDB for MongoDB は、さまざまなシナリオの要件を満たすための多くのデータ復元ソリューションを提供しています。

ApsaraDB for MongoDB インスタンスへのデータの復元

方法 インスタンスタイプ シナリオ 備考
バックアップからインスタンスを作成する スタンドアロンまたはレプリカセットインスタンス インスタンス全体が復元され、データの適時性が重要な要件ではないシナリオに適用できます。 バックアップデータに基づいて新しいインスタンスが作成され、データが新しいインスタンスに復元されます。
作成されたインスタンスは課金されます。 詳細は、「課金項目と料金」をご参照ください。
タイムポイントに基づいたインスタンスの作成 レプリカセットまたはシャードクラスターインスタンス 複数のデータベースまたはインスタンス全体が復元されるシナリオに適用できます。 指定した時点のデータが復元されます。
ApsaraDB for MongoDB でのデータベースの復元 レプリカセットインスタンス 1 つ以上のデータベースが迅速に復元されるシナリオに適用できます。 たとえば、データセットまたはドキュメントが誤って削除された場合です。
現行インスタンスへのバックアップデータの復元 レプリカセットインスタンス (3 ノード) N/A 現在のインスタンスにデータを直接復元すると、リスクが高くなります。 次の機能を使用してデータを復元することを推奨します。 タイムポイントに基づいたインスタンスの作成または バックアップからインスタンスを作成する 。 データが検証されたら、DTS を使用して元のインスタンスにデータを移行します。

自己構築データベースへのデータの復元

ApsaraDB for MongoDB のバックアップファイルをサーバーにダウンロードし、自己構築データベースにデータを復元できます。 この機能は、ビジネステストやデータ分析などのシナリオに適用できます。

方法 インスタンスタイプ
ApsaraDB for MongoDB の論理バックアップファイルの自己構築データベースへの復元 レプリカセットインスタンス
ApsaraDB for MongoDB の物理バックアップファイルの自己構築データベースへの復元 レプリカセットインスタンス