概要
ドメイン名をAlibaba Cloud DNSに転送した後、ドメインネームシステム (DNS) トラフィック分析機能を使用して、どの地域からDNSリクエストがAlibaba Cloud DNSのパブリック信頼できるDNSサーバーに送信されているかを確認できます。 一部のリージョンでは、パブリックの権威あるDNSサーバーにDNSリクエストが送信されていない場合、考えられる原因は、これらのリージョンのインターネットサービスプロバイダー (ISP) のDNSサーバーがドメイン名の有効なDNSレコードをキャッシュしていることです。
この機能は、ドメイン名が無料のAlibaba Cloud DNSインスタンスにバインドされているか、有料のAlibaba Cloud DNSインスタンスにバインドされているかに関係なく、DNSトラフィック分析機能が有効になっているドメイン名にのみ適用できます。 DNSトラフィック分析機能を有効にする方法の詳細については、「ドメイン名のDNSトラフィック分析機能の有効化」をご参照ください。
手順
Alibaba Cloud DNS コンソールにログオンします。
[ドメイン名解決] ページの [権限のあるドメイン名] タブで、目的のドメイン名を見つけ、[DNSトラフィック分析] 列の折れ線グラフアイコンをクリックします。
[DNSトラフィック分析] ページで、[DNSリクエストソースの分析] タブをクリックします。
特定の基準に基づいてデータを照会する
地域別データの照会
ドロップダウンリストから中国本土またはグローバルを選択すると、中国本土および世界の他のリージョンから送信されたDNSリクエストの解決データが表示されます。
時間範囲によるデータの照会
最大90日以内にデータをクエリできます。 選択した時間範囲内に収集されたデータは、ソースリージョンごとのDNSリクエスト数の分布、さまざまなソースリージョンのDNSリクエスト数、およびフリークエントアクセスIPアドレスからのDNSリクエストのランキングのセクションに集約され、表示されます。
ドメイン名によるデータの照会
デフォルトでは、すべてのサブドメイン名のDNSリクエストソースが表示されます。 データをフィルタリングして、特定のサブドメイン名のDNSリクエストソースを表示することもできます。