ストレージ コストを最適化するために、メタデータ変更レコードの範囲とバージョン履歴を管理できます。このトピックでは、メタデータ変更レコードを構成する方法について説明します。
前提条件
コンピューティング ソーステーブルのメタデータ変更レコードを構成するには、Asset Operation Standard Edition をアクティブ化する必要があります。
権限の説明
スーパー管理者とシステム管理者は、コンピューティングテーブルとデータ ソーステーブルの両方について、メタデータ変更レコードを構成する権限を持っています。
注意事項
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メタデータの変更を有効にすると、[管理] > [メタデータ] > [メタデータ チェックリスト] のオブジェクト詳細で、各オブジェクトの履歴バージョンを表示できます。さらに、手動入力を必要とするテーブル アセット編集ページで、個々のオブジェクトのメタデータ変更レコードの表示を構成できます。
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多数の履歴バージョンを保持すると、ファイル ストレージ システムに負担がかかり、他の機能に影響を与える可能性があります。リソースの可用性とビジネス要件に基づいてこの設定を構成することをお勧めします。
リソース使用量の推定:各バージョンの完全スナップショットには、テーブル属性とフィールド詳細が含まれます。たとえば、平均フィールド名が 50 文字の 20 個のフィールドを持つテーブルでは、バージョンごとに約 10 KB が必要になります。
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メタデータ変更レコードを 有効なステータス から シャットダウン ステータス に変更すると、システムはメタデータの変更を無効にし、最新バージョンを除くすべての履歴バージョンを削除します。
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ソーステーブルの保存範囲を すべてのテーブル から 本番環境テーブル に変更すると、システムは対応する開発環境テーブルを自動的に削除し、本番環境の最新のメタデータ変更レコードのみを保持します。
メタデータ変更レコードの構成
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Dataphin ホームページの上部メニューバーから、[管理] > [メタデータ] を選択します。
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左側のナビゲーションウィンドウで、[一般構成] > [メタデータ変更レコード] を選択します。[メタデータ変更レコード] ページで、下部にある [編集] ボタンをクリックして、ソーステーブルのメタデータ変更を有効または無効にすることができます。
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[コンピューティング ソーステーブルの構成]:デフォルトでは、これは無効になっています。有効にすると、範囲と保存するメタデータ変更レコードのバージョンの数を構成できます。
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[保存範囲]:デフォルト設定は [本番環境テーブル] です。[すべてのテーブル] に切り替えることができます。
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[保存済みバージョンの数]:デフォルトでは、システムは変更レコードの最後の 2 つのバージョンを保存します。保存済みバージョンの数は、2 から 20 までの任意の整数に調整できます。
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[データ ソーステーブルの構成] はデフォルトで無効になっています。有効にすると、範囲と保存するメタデータ変更レコードのバージョンの数を構成できます。
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[保存範囲]:デフォルト設定は [すべてのテーブル] です。[本番環境テーブル] に切り替えることができます。
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[保存済みバージョンの数]:デフォルトでは、システムは変更レコードの最後の 10 個のバージョンを保存します。保存済みバージョンの数は、10 から 20 バージョンの範囲で調整できます。
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[OK] をクリックして、メタデータ変更レコードの構成を完了します。