概要
アラームコールバック機能により、 CloudMonitor から送信されたアラーム通知を既存のメンテナンスシステムまたはメッセージ通知システムに統合することができます。CloudMonitor は、HTTP プロトコルの POST 要求によって、アラーム通知を指定されたパブリック URL にプッシュします。アラーム通知を受信すると、通知内容に従ってさらに処理することができます。
注意:
アラームコールバックのリトライポリシーは 3 回で、タイムアウト時間は 5 秒です。
アラームコールバックを作成
- CloudMonitor コンソールにログオン。
- コールバックを追加するアラームルールを選択します。
- 通知メソッドでコールバックする URL アドレスを入力します。
コールバックパラメータ
アラームルールが URL アドレスをコールバックすると、プッシュされた POST リクエストは次のようになります。
パラメータ | 型 | 説明 |
---|---|---|
userId | String | ユーザー ID |
alertName | String | アラーム名 |
timestamp | String | アラームが生成されたときのタイムスタンプ |
alertState | String | アラームステータス。それに応じて、OK、ALERT、および INSUFFICIENT_DATA の 3 つのステータスの 1 つが返されます。 |
dimensions | String | アラームを発生させたオブジェクト。例 : [{“userId”:”12345”,”instanceId”:”i-12345”}] |
expression | String | アラーム条件。 例 : [{“expression”:”$value>12”,”level”:4,”times”:2}] これは、しきい値が 12 回連続して 2 回以上になるとアラームが発生することを示します。レベル= 4 は、アラームが電子メールで送信され、レベル= 3 は、アラームが SMS と電子メールで送信されることを意味します。時間フィールドは、アラームルールを設定するときに、1 つの行でアラームしきい値に達する回数を示します。 |
curValue | String | アラームがトリガーまたは復元されたときの監視メトリックの現在の値 |
metricName | String | 監視メトリックの名前 |
metricProject | String | 製品名。メトリックと製品名のモニタリングの詳細については、監視メトリックレファレンスを参照してください。 |
POST リクエストのサンプルは次のとおりです。
{
"userId":"12345",
"alertName":"putNewAlarm_group_a37cd898-ea6b-4b7b-a8a8-de017a8327f6",
"timestamp":"1508136760",
"alertState":"ALARM",
"dimensions":[
{
"userId":"12345",
"instanceId":"i-12345"
}
],
"expression":"[{\"expression\":\"$Average>90\",\"level\":4,\"times\":2}]" ,
"curValue":"95",
"metricName":"CPUUtilization",
"metricProject":"acs_ecs_dashboard"
}