Alibaba Cloud サービスの特定の API 操作の戻り値は、時間の経過とともに変化する可能性があります。 結果ポーリング機能を使用すると、戻り値をポーリングし、パラメーターが特定の値に変更されたときにデータを返すことができます。
--waiter オプションの説明
--waiter
オプションを使用して、戻り値をポーリングできます。次の表に、このオプションのパラメーターを示します。
パラメーター | 説明 |
expr | 返された JSON データでポーリングされるパラメーターを指定する JMESPath 式。 |
to | ポーリングされるパラメーターの期待値。 |
例
シナリオ
Elastic Compute Service (ECS) インスタンスを作成するコマンドを実行した後、
DescribeInstances
操作を呼び出してインスタンスの詳細をクエリします。--waiter
オプションを使用すると、Alibaba Cloud CLI は一定の間隔でインスタンスステータスをポーリングします。 インスタンスが作成されて起動されると、インスタンスはRunning
状態になり、Alibaba Cloud CLI は結果のポーリングを停止し、DescribeInstances
操作の応答を返します。サンプルコマンド
インスタンスが
Running
状態になるまでインスタンスステータスをポーリングし、結果を返すには、次のコマンドを実行します。aliyun ecs DescribeInstances --InstanceIds '["i-12345678912345678123"]' --waiter expr='Instances.Instance[0].Status' to='Running'