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Alibaba Cloud CLI:戻り値をポーリングする

最終更新日:Jun 04, 2025

Alibaba Cloud サービスの特定の API 操作の戻り値は、時間の経過とともに変化する可能性があります。 結果ポーリング機能を使用すると、戻り値をポーリングし、パラメーターが特定の値に変更されたときにデータを返すことができます。

--waiter オプションの説明

--waiter オプションを使用して、戻り値をポーリングできます。次の表に、このオプションのパラメーターを示します。

パラメーター

説明

expr

返された JSON データでポーリングされるパラメーターを指定する JMESPath 式。

to

ポーリングされるパラメーターの期待値。

  • シナリオ

    Elastic Compute Service (ECS) インスタンスを作成するコマンドを実行した後、DescribeInstances 操作を呼び出してインスタンスの詳細をクエリします。 --waiter オプションを使用すると、Alibaba Cloud CLI は一定の間隔でインスタンスステータスをポーリングします。 インスタンスが作成されて起動されると、インスタンスは Running 状態になり、Alibaba Cloud CLI は結果のポーリングを停止し、DescribeInstances 操作の応答を返します。

  • サンプルコマンド

    インスタンスが Running 状態になるまでインスタンスステータスをポーリングし、結果を返すには、次のコマンドを実行します。

    aliyun ecs DescribeInstances --InstanceIds '["i-12345678912345678123"]' --waiter expr='Instances.Instance[0].Status' to='Running'