仮想サービスは、トラフィックルーティングのための Service Mesh (ASM) インスタンスの重要なリソースです。仮想サービスは、デスティネーションへのトラフィックルーティングのルールセットを定義します。各ルーティングルールは、トラフィック一致基準を定義します。トラフィックがルーティングルール内の基準と一致する場合、トラフィックは、ルーティングルールで指定されたデスティネーションサービスまたはデスティネーションサービスのバージョン(サブセット)に転送されます。このトピックでは、仮想サービスを作成、変更、および削除する方法について説明します。
仮想サービスの作成
ASMコンソール にログインします。左側のナビゲーションペインで、 を選択します。
[メッシュ管理] ページで、ASMインスタンスの名前をクリックします。左側のナビゲーションペインで、 を選択します。
設定例と説明の詳細については、「Virtual Service」をご参照ください。次の方法を使用して仮想サービスを作成できます。
方法 1:[作成] をクリックします。作成ページでパラメーターを設定し、[作成] をクリックします。
方法 2:[YAML から作成] をクリックします。作成ページで、[名前空間] ドロップダウンリストから名前空間を、[テンプレート] ドロップダウンリストからテンプレートを選択します。[YAML] コードエディターで、必要に応じて仮想サービスの設定を変更し、[作成] をクリックします。
関連操作
仮想サービスの作成後、[仮想サービス] ページの [アクション] 列で、仮想サービスに対して次の操作を実行できます。
仮想サービスの YAML ファイルを表示または変更する:目的の仮想サービスを見つけ、アクション列の [YAML] をクリックします。[編集] ダイアログボックスで、必要に応じて設定を変更し、[OK] をクリックします。
仮想サービスのバージョンを変更する:目的の仮想サービスを見つけ、アクション列の [バージョン] をクリックします。[バージョン] ダイアログボックスで、必要に応じて設定を変更し、[ロールバック] をクリックします。
仮想サービスを削除する:目的の仮想サービスを見つけ、アクション列の [削除] をクリックします。[送信] メッセージで、[OK] をクリックします。
仮想サービスを削除すると、リクエストのルーティングとトラフィック分散に影響し、予期しない問題が発生する可能性があります。仮想サービスを削除する際は注意してください。