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Application Real-Time Monitoring Service:Go アプリケーションのログとトレース ID を関連付ける

最終更新日:Dec 30, 2024

Application Real-Time Monitoring Service (ARMS) を使用すると、Go アプリケーションのログとトレース ID を関連付けることができます。このようにして、アプリケーションでエラーが発生した場合、トレース ID に関連付けられたログにアクセスして、エラーを特定し、トラブルシューティングを行うことができます。

前提条件

  • アプリケーションは、Go 用の ARMS エージェントを使用してコンパイルおよびデプロイされています。

  • ログは Simple Log Service を使用して収集されます。詳細については、データ収集の概要を参照してください。

背景情報

ARMS における Go マイクロサービスのログとトレース ID を関連付ける機能は、ログフレームワークのインストルメンテーションに依存しています。次の表に、サポートされているログフレームワークを示します。

コンポーネント

リポジトリアドレス

最小バージョン

最大バージョン

Zerolog

https://github.com/rs/zerolog

V1.10.0

V1.33.0

Zap

https://github.com/uber-go/zap

V1.20.0

V1.27.0

Logrus

https://github.com/sirupsen/logrus

V1.5.0

V1.9.3

Log

https://pkg.go.dev/log

V1.18

V1.23

Slog

https://pkg.go.dev/log/slog

V1.18

V1.23

手順

  1. ARMS console にログインします。左側のナビゲーションペインで、アプリケーションモニタリング > アプリケーションリスト を選択します。

  2. アプリケーションリスト ページで、上部のナビゲーションバーでリージョンを選択し、管理するアプリケーションの名前をクリックします。

    説明

    言語 列に表示されるアイコンは、アプリケーションが記述されている言語を示します。

    Java图标: Java アプリケーション

    image: Go アプリケーション

    image: Python アプリケーション

    ハイフン (-): Managed Service for OpenTelemetry で監視されているアプリケーション。

  3. 上部のナビゲーションバーで、構成 > カスタム構成 を選択します。

  4. アプリケーションログの関連付け構成 セクションの カスタム構成 タブで、ログソースログサービス SLS に設定します。 ビジネスログをtraceidに自動的に関連付ける をオンにし、Simple Log Service がデプロイされているリージョンを選択し、プロジェクトとログストアを選択します。

    image.png

  5. 次の図に示すように、トレース ID がアプリケーションログに表示されるかどうかを確認します。表示される場合、ログはトレース ID に関連付けられています。2024-12-17_10-00-08

  6. (オプション) ログ収集を設定し、アプリケーションログをプロジェクトとログストアにアップロードします。

    デフォルトでは、ARMS はアプリケーションログを収集しません。

    2024-12-17_10-43-30