OSS |
Object Storage Service |
MPS は、OSS に格納されたメディアファイルをトランスコードし、出力ファイルをメディアバケットまたは出力バケットに格納します。 |
Bucket |
OSS バケット |
定義は、OSS のドキュメントを参照。バケット名には、小文字、数字、ハイフン(-)のみ使用できます。小文字または数字で始まる、3 〜 255バイトの文字列にする必要があります。 |
Location |
OSS のパス |
定義は、OSS のドキュメントを参照。OSS データセンターを示します。 |
Object |
OSS オブジェクト |
定義は、OSS のドキュメントを参照。オブジェクト名には、UTF-8 で符号化された 1 〜 1,023 バイトの文字列にします。先頭をスラッシュ (/) またはバックスラッシュ
(\) にすることはできません。
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LocalFile |
ローカルファイル |
まだ OSS にアップロードされていない、ローカルに保存されているメディアファイル。 |
Input |
タスク入力 |
タスク入力には、トランスコードする入力ファイルおよび入力パラメーターが含まれます。 |
InputFile |
入力ファイル |
ローカルファイルが OSS にアップロードされると、そのファイルは入力ファイルとみなされます。 |
Output |
タスク出力 |
タスク出力には、テンプレート ID、ウォーターマークリスト、および出力ファイルといった一連の属性が含まれます。 |
OutputFile |
出力ファイル |
出力ファイルは OSS に格納され、出力場所、出力バケット、および出力 Object で一意に識別されます。 |
OutputBucket |
出力バケット |
トランスコードされた出力ファイルを格納するバケットです。OSS ファイルのトランスコード処理でタスクを実行する場合は、本パラメーターを設定し、また、RAM コンソールのバケット権限付与ページより、バケットに対する読み取りおよび書き込みの権限を
MPS に付与する必要があります。
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OutputLocation |
出力場所 |
OSS インスタンスの出力バケットの Location。本パラメーターは、OSS ファイルのトランスコード処理でタスクを実行する場合に設定します。 |
Template |
トランスコード テンプレート |
オーディオ、ビデオ、およびコンテナーといった一連のトランスコードパラメーターを含むカスタム テンプレート。各テンプレートは一意の ID で識別されます。 |
PresetTemplate |
プリセット トランスコード テンプレート |
MPS 独自のインテリジェントなトランスコード テンプレート。入力ファイルの属性に応じてトランスコード設定を調整し、特定の帯域幅条件下で最適な出力ファイルを取得します。すべての入力ファイルに適したプリセット
テンプレートがあるわけではありません。プリセット トランスコード テンプレートを使用する場合は、SubmitAnalysisJob API を呼び出してテンプレート分析を起動し、QueryAnalysisJobList
API を呼び出し、入力ファイルで使用可能なプリセット トランスコード テンプレートのリストを取得します。MPS でサポートされているプリセット トランスコード テンプレートのリストについては、「付録」の「プリセット
トランスコード テンプレート」をご参照ください。
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WaterMarkTemplate |
ウォーターマーク テンプレート |
ウォーターマークは、可変パラメーター(ウォーターマーク コンテンツ)、および事前に設定されたパラメーターのセット(ウォーターマークの位置、オフセット、サイズ)で構成されます。ウォーターマーク
テンプレートは後者のパラメーター セットで構成され、一意の ID があります。
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Job |
トランスコード タスク |
トランスコード タスクは入力および出力で構成されます。MPS キューに追加されます。MPS キューでは、スケジュール エンジンによってタスクがトランスコード システムにスケジュールされます。 |
AnalysisJob |
分析タスク |
分析タスクは、入力ファイルおよび分析設定で構成されます。適したプリセット テンプレートを取得するために使用します。 |
SnapshotJob |
スクリーンショット |
スクリーンショットタスクは、入力ファイルとスクリーンショット設定で構成されます。スクリーンショットの設定に基づいて、入力ファイルのスクリーンショットを取得するために使用します。 |
MediaInfoJob |
MediaInfo タスク |
MediaInfo タスクは、指定された入力ファイルのメディア情報を取得するために使用されます。 |
Pipeline |
MPS キュー |
MPS キューは、MPS がスケジュールするトランスコード実行タスクのキューです。MPS キューに多数のタスクがある場合、タスクはキューに入れられ、待機状態となります。MPS
キューの状態は、有効または一時停止です。MPS キューが一時停止状態の場合、MPS キューの状態が有効に切り替わるまで、 MPS は待機中のタスクをスケジュールしません。処理中のトランスコード
タスクは、影響を受けません。
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MediaRepository |
メディア リポジトリ |
メディア リポジトリには、完全なメディアセットが含まれます。 |
Media |
メディア リソース |
メディア リソースは、メディアリポジトリの最小管理単位です。メディアリソースには、入力(ビデオまたはオーディオのマルチメディアファイル)および関連するすべての出力(トランスコードされたファイルやスクリーンショットなど)があります。メディアリソースには一意の
ID (MediaId) があり、入力ファイルとメディアリソースは 1 対 1 で対応しています。
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MediaWorkflow |
メディア ワークフロー |
メディアを生成する工場に例えることができます。メディア ワークフローは、マルチメディアファイルを入力バケットから受け取るところから、トランスコードされたファイルが出力バケットに格納されるまでの、カスタムな処理手続きです。
各メディア ワークフローは、MediaWorkflowId で一意に識別されます。
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Activity |
メディア ワークフロー アクティビティ |
アクティビティは、メディアワークフローのコンポーネントです。メディアワークフローは、トランスコード、スクリーンショットの取得、メタデータの取得といった、アクティビティの各ノードを有向非巡回グラフにして表示します。各アクティビティには一意の名前があります。 |
MediaWorkflowExecution |
メディア ワークフロー実行インスタンス |
1 メディア ワークフローの実行は 1 インスタンスです。各インスタンスには一意の RunId があります。 |
MediaBucket |
メディアバケット |
メディアリポジトリは、メディアファイルを格納する複数のメディアバケットに関連付けられています。メディアバケットは、入力メディアバケットと出力メディアバケットに分類されます。OSS
バケットはオーバーラップせず、互いに独立している必要があります。
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InputMediaBucket |
入力メディアバケット |
マルチメディアファイルが入力メディアバケットに追加されると、ファイルは自動的にメディアリポジトリに追加されます。メディアワークフローの入力条件に該当するファイルであった場合、メディアワークフローは自動的に実行されます。 |
OutputMediaBucket |
出力メディアバケット |
出力メディアバケットには、メディアワークフローの実行で生成される出力ファイルが格納されます。 |