このトピックでは、データ移行または同期タスクの作成時に増分同期のタイムスタンプを設定する際の制限、シナリオ、および手順について説明します。
制限事項
データ移行または同期タスクを作成する場合、移行または同期タイプで [増分同期] を選択し、[フル移行/フル同期] を選択していない場合にのみ、増分同期のタイムスタンプを設定できます。
増分同期のタイムスタンプは、現在の時刻、または現在の時刻よりも前の時点である必要があります。 ソースデータベースの増分ログの有効期限またはアーカイブ時刻より後にすることはできません。
シナリオ
以下のシナリオでは、増分同期のタイムスタンプを設定できます。
ソースとターゲット間のデータ整合性を検証済みで、特定の時点以降に生成された増分データを取得し、ターゲットデータベースに同期するためのデータ移行または同期タスクを作成する場合。
ソースデータベースの既存データは不要になったが、特定の時点以降に生成された増分データのみをターゲットデータベースに同期する場合。
手順
[移行タイプの選択] または [同期タイプの選択] ステップが表示されるまで、データ移行または同期タスクを構成します。
詳細については、「データ移行」または「データ同期」タスク(対応するデータソースタイプ別)に関するトピックをご参照ください。
[移行タイプの選択] または [同期タイプの選択] ページで、ビジネスニーズに基づいて移行タイプまたは同期タイプを選択します。 [増分同期] を選択し、[フル移行/フル同期] を選択解除する必要があります。
指示に従ってその他のパラメーターを構成し、[移行オプション] または [同期オプション] ステップに進みます。 [増分同期の開始タイムスタンプ] セクションで、データの同期を開始する時点を指定します。 この時点より後に生成されたデータが同期されます。 デフォルト値は現在のシステム時刻です。
説明このページのパラメーターは、選択した移行タイプまたは同期タイプによって異なります。 このトピックでは、[増分同期の開始タイムスタンプ] パラメーターを構成する方法について説明します。 その他のパラメーターについては、「データ移行」の章をご参照ください。
時点を選択するか、タイムスタンプを入力できます。 タイムスタンプは、ソースデータベースの増分ログの保存期間に関連しています。 通常、現在のタイムスタンプからデータ同期を開始できます。
事前チェック をクリックします。 事前チェックに合格したら、データ移行または同期タスクを開始します。