前提条件
パブリック リソース コンソールの管理者ロールが付与されていること。
概要
データマスキングは、氏名、ID カード番号、携帯電話番号、固定電話番号、銀行口座、メールアドレスなどの機密性の高いプライバシー情報を非表示化します。機密性の高いプライバシーデータを保護するために、データマスキングルールを設定できます。
このトピックでは、OceanBase 開発者センター ( ODC ) のパブリック リソース コンソールでデータマスキングルールを作成および管理する方法と、データエクスポートや結果セットのエクスポートなどの ODC シナリオでデータマスキング戦略を有効にする方法について説明します。

マスキングルールの作成

管理者として ODC にログオンし、パブリック リソース コンソールデータマスキング ページに移動します。左側のナビゲーションウィンドウで、 をクリックして、データマスキング管理ページに移動します。
機密化ルールを作成する機密化ルール機密化ルールを作成する ページの右上隅にある をクリックします。 パネルが表示されます。
[機密化ルールの作成] パネルで、次のパラメーターを指定します。
パラメーター
説明
ルール名
マスキングルールの名前。ルール名は最大 48 文字までで、一意である必要があります。
ルールステータス
有効 または 無効 を選択します。
ルール詳細
機密性の高い文字が選択したマスキング方法で処理されるように、マスキング方法を選択します。
マスキング効果
[テストデータ] セクションで、機密化したいデータを入力し、[機密化の確認] をクリックして機密化の結果を表示します。
上記の情報を指定したら、パネルの右下隅にある 作成 をクリックします。
マスキングルールの管理
作成されたマスキングルールは、脱敏ルール ページにリストで表示されます。このページでは、次の操作を実行できます。
リフレッシュ アイコンをクリックして、リストを手動でリフレッシュします。
リストの右上隅にある検索ボックスを使用して、ルールを検索します。
マスキングルール
次の表は、マスキングルールの一覧に含まれる列について説明しています。
列 | 説明 |
ルール名 | マスキングルールの名前。 |
マスキング方法 | ルール作成時に選択されたマスキング方法。フィルター アイコン |
ルールステータス | マスキングルールのステータス。フィルター アイコン |
更新日時 | 現在のマスキングルールが最後に編集された日時。 |
操作 | 実行できる操作。有効な値: 表示、編集、無効化/有効化、および 削除。 - 表示: 現在のマスキングルールの詳細を表示します。 - 編集: 現在のマスキングルールの詳細を変更します。 - 無効にする: 現在のマスキングルールを無効にします。 - 削除: 現在のマスキングルールを削除します。 |
マスキングルールの詳細を表示する
機密化ルール表示アクション機密化ルールの詳細 ページで、対象ルールの 列の をクリックします。 パネルが表示されます。

パラメーター | 説明 |
ルール名 | マスキングルールの名前。 |
マスキングの詳細 | マスキングモードとセグメント選択。 |
マスキング効果 | [テストデータ] セクションに、マスキングするデータを入力し、[マスキングの検証] をクリックして、マスキング結果を表示します。 |
作成者 | 現在のマスキングルールを作成したユーザー。 |
作成日時 | 現在のマスキングルールが作成された日時。 |
更新日時 | 現在のマスキングルールが最後に編集された日時。 |
マスキングルールを編集する

機密化ルール編集アクション機密化ルールの編集 ページで、対象ルールの 列の をクリックします。 パネルが表示されます。
機密化ルールの編集 パネルで、ルール作成時に指定したルール パラメーターを編集します。
ルールを編集した後、[保存] をクリックします。
シナリオ
ODC では、データエクスポートや結果セットのエクスポートなどの操作でデータマスキング戦略を有効にすることができます。
シナリオ 1: データエクスポート時にデータマスキングを有効にする
ODC で部署テーブルをエクスポートするときにデータマスキング戦略を有効にするには、次の手順を実行します。
テーブル リストで、部門テーブルを右クリックし、コンテキストメニューから [エクスポート] を選択します。

[単一テーブルのエクスポート] パネルで、[データの非識別化] をクリックし、データ非識別化方法を選択します。

[単一テーブルのエクスポート] パネルで、[データの非識別化] ドロップダウンリストの [非識別化戦略の管理] を選択して、データ非識別化戦略を追加、ソート、編集、または削除します。

シナリオ 2: 結果セットのエクスポート時にデータマスキングを有効にする
データエクスポート シナリオの詳細については、「バッチ エクスポートおよびインポート」をご参照ください。 ODC で部署テーブルをクエリして返された結果セットをダウンロードするときにデータマスキング戦略を有効にするには、次の手順を実行します。
結果セットで、データのダウンロードデータのダウンロードデータマスキング アイコンをクリックします。 パネルで、 をクリックし、データマスキング戦略を選択します。

[データのダウンロード] パネルで、[データの非識別化] ドロップダウンリストの [非識別化戦略の管理] をクリックして、データ非識別化戦略を追加、ソート、編集、または削除します。
