ApsaraDB MyBase for MySQL では、データレプリケーションモードを指定できます。ビジネス要件に基づいて、プライマリインスタンスからセカンダリインスタンスへのデータレプリケーションモードを指定して、データベースの可用性を向上させることができます。
前提条件
この機能を使用するには、ApsaraDB MyBase for MySQL インスタンスが次のいずれかの要件を満たしている必要があります。
MySQL 8.0 を実行し、ローカル SSD を使用する高可用性エディションインスタンス
MySQL 5.7 を実行し、ローカル SSD を使用する高可用性エディションインスタンス
MySQL 5.6 を実行し、ローカル SSD または拡張 SSD を使用する高可用性エディションインスタンス
データレプリケーションモード
セミ同期モード
アプリケーションによって開始された更新操作がプライマリインスタンスで実行された後、更新ログレコードはプライマリインスタンスに接続されているすべてのセカンダリインスタンスに同期されます。更新トランザクションは、セカンダリインスタンスで更新ログレコードが再生された後ではなく、セカンダリインスタンスが更新ログレコードを受信した後にコミットされたと見なされます。
説明セカンダリインスタンスに障害が発生した場合、またはプライマリインスタンスとセカンダリインスタンス間の通信に異常がある場合、更新されたデータは非同期モードでセカンダリインスタンスにレプリケートされます。
非同期モード
アプリケーションによって開始された挿入、削除、または変更操作がプライマリインスタンスで実行された後、プライマリインスタンスはすぐに結果をアプリケーションに返します。同時に、ログレコードはセカンダリインスタンスで非同期に再生されます。非同期モードでは、セカンダリインスタンスに障害が発生した場合、プライマリインスタンスのワークロードは想定どおりに実行されます。プライマリインスタンスに障害が発生した場合、プライマリインスタンスとセカンダリインスタンス間のデータの不整合によりエラーが発生する可能性があります。
手順
ApsaraDB for MyBase コンソール にログインします。
ページの左上隅で、リージョンを選択します。
左側のナビゲーションペインで、 を選択します。
管理するインスタンスを見つけ、詳細[アクション] 列の をクリックします。
左側のナビゲーションペインで、[サービスの可用性] をクリックします。
[可用性情報] セクションで、[データレプリケーションモードの変更] をクリックします。
表示されたダイアログボックスで、使用するデータレプリケーションモードを選択し、[OK] をクリックします。