はじめに
HTTP ヘッダー (フィールド) は、ハイパーテキスト転送プロトコル (Hypertext Transfer Protocol: HTTP) のリクエストメッセージおよびレスポンスメッセージのヘッダーセクションのコンポーネントです。 HTTP ヘッダーは HTTP プロセス時の動作パラメーターを定義します。 HTTP ヘッダーは、一般ヘッダー、リクエストヘッダー、レスポンスヘッダーなどに分類できます。
HTTP レスポンスヘッダーを設定できます。 以下の HTTP レスポンスヘッダーパラメーターがカスタマイズ可能です。
パラメーター | 説明 |
---|---|
Content-Type | クライアントプログラムのレスポンスオブジェクトのコンテンツタイプを指定します。 |
Cache-control | リクエストおよびレスポンス時にクライアントプログラムが従うキャッシングポリシーを指定します。 |
Content-Disposition | リクエストによりアクセスされたコンテンツをファイルとして保存するときに、クライアントプログラムが提供するデフォルトのファイル名を指定します。 |
Content-language | クライアントプログラムのレスポンスオブジェクトの言語を指定します。 |
Expires | クライアントプログラムのレスポンスオブジェクトの有効期限を指定します。 |
Access-Control-Allow-Origin | クロスオリジンリクエストの許可されるオリジンドメインを指定します。 |
Access-Control-Allow-Methods | 許可されているクロスオリジンリクエスト方式を指定します。 |
Access-Control-Max-Age | クライアントプログラムが特定のリソース用に起動するプリフェッチリクエストに対してレスポンス結果がキャッシュされる期間の長さを指定します。 |
Access-Control-Expose-Headers | アクセスが許可されているカスタムヘッダー情報を指定します。 |
注意
- HTTP レスポンスヘッダーの設定は、キャッシュサーバーのアクションではなく、CDN ドメイン名の下にあるリソースのすべてのクライアントプログラムのレスポンスアクションに影響します。
- 現時点でカスタマイズできるのは HTTP ヘッダーだけです。 HTTP ヘッダーに他のカスタム要件がある場合は、チケットを起票してください。
- Access-Control-Allow-Origin パラメーターには
*
(すべてのドメイン名を示す) を記述したり、完全なドメイン名 (www.aliyun.com
など) を設定したりすることができます。 - 現時点では、長いドメイン名に HTTP ヘッダーを設定することはできません。
手順
- CDN コンソールにログオンし、[ドメイン名] ページに移動します。 ドメイン名を選択し、[管理] をクリックします。
- [変更] または [削除] をクリックします。 [追加] をクリックしてパラメーターを選択し、値を入力してカスタム HTTP ヘッダーパラメーターを追加することもできます。 に移動して、パラメーターの