ActionTrail はデータイベントをサポートしています。データイベントの証跡を作成して、Simple Log Service(SLS)にデータイベントを配信し、詳細な分析と管理を行うことができます。証跡を作成する際には、読み取り/書き込みタイプ、イベント名、リソース ARN など、データイベント固有のパラメーターを設定できます。
概要
ActionTrail では、管理イベントとデータイベントの証跡を作成できます。証跡を作成する際には、読み取り/書き込みタイプ、イベント名、リソース ARN など、データイベント固有のパラメーターを設定できます。証跡に対して複数のリージョンを指定することもできます。 ActionTrail は、指定されたリージョンで生成されたデータイベントを処理し、SLS に配信します。
しくみ
データイベントの証跡を作成する際には、データイベントセレクターを設定できます。 ActionTrail は、設定されたセレクターに基づいて追跡されるデータイベントを SLS に配信します。
データイベントの証跡を作成すると、ActionTrail は追跡されたデータイベントを異なるリージョンの SLS プロジェクトに配信します。これにより、SLS のデータストレージの料金が発生します。 詳細については、「Simple Log Service の課金」をご参照ください。
次の図は、データイベント証跡のしくみを示しています。
データイベントでサポートされているリージョン
中国 (杭州)
中国 (上海)
中国 (南京 - ローカルリージョン)
中国 (福州 - ローカルリージョン)
中国 (青島)
中国 (北京)
中国 (張家口)
中国 (フフホト)
中国 (ウランチャブ)
中国 (深圳)
中国 (河源)
中国 (広州)
中国 (成都)
中国 (香港)
シンガポール
オーストラリア (シドニー)
韓国 (ソウル)
マレーシア (クアラルンプール)
インドネシア (ジャカルタ)
日本 (東京)
フィリピン (マニラ)
タイ (バンコク)
インド (ムンバイ) 閉鎖
ドイツ (フランクフルト)
英国 (ロンドン)
米国 (シリコンバレー)
米国 (バージニア)
UAE (ドバイ)
データイベント証跡に次のリージョンを指定した場合、ActionTrail は追跡されたデータイベントを、指定されたリージョンのプロジェクトではなく、中国 (杭州) リージョンの SLS プロジェクトに配信します。
中国 (武漢 - ローカルリージョン)
鄭州 (CUCC 合弁事業)
青島ハイアール ACDR
河源 ACDR オート
データイベントでサポートされているクラウドサービス
Object Storage Service (OSS)
マイクロサービスエンジン (MSE)
Edge Node Service (ENS)
不正検出 (saf)
CloudMonitor (cms)
Marketing Engine (ME)
Enterprise Mobile Application Studio (EMAS) - モバイルプッシュ
Tablestore (OTS)