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Container Service for Kubernetes:データセットのアクセスモードの設定

最終更新日:Jan 07, 2025

Fluidフレームワークでは、データセットのデフォルトのアクセスモードはReadOnlyManyです。 データセットのDataset.spec.accessModesフィールドを変更して、データセットのアクセスモードを変更できます。 このトピックでは、データセットのアクセスモードを設定する方法について説明します。

利用シナリオ

データセットは、ReadOnlyManyおよびReadWriteManyアクセスモードをサポートします。
  • ReadOnlyManyモードは、データの読み取り権限のみが必要なシナリオに最適です。 たとえば、アプリケーションが機械学習モデルをトレーニングするためのデータを読み取るように設計されている場合、またはモデル推論サービスのためにObject Storage Service (OSS) またはApsara File Storage NAS (NAS) で機械学習モデルファイルをロードするように設計されている場合、このモードを使用できます。
  • ReadWriteManyモードは、データに対する読み取り権限と書き込み権限の両方が必要なシナリオに最適です。 たとえば、アプリケーションが再処理のためにデータを読み取り、前処理されたデータをキャッシュシステムまたはバックエンドファイルシステムに書き込むように設計されている場合、このモードを使用できます。

サンプルデータセット

apiVersion: data.fluid.io/v1alpha 1
kind: データセット
メタデータ:
  名前: demo-readwrite
spec:
  mounts:
    -mountPoint: <mountpoint>
      名前: デモ
  accessModes:
    -ReadWriteMany 
パラメーター説明
mountPoint
この例では、JindoRuntime (JindoFS) が使用されます。 値をoss://<oss_bucket>/<bucket_dir> に設定します。
  • <oss_bucket>: OSSバケットの名前。
  • <bucket_dir>: OSSバケットのサブディレクトリ。 デフォルト値はルートディレクトリです。
accessModesデータセットのアクセスモードを設定します。 有効な値: ReadOnlyManyおよびReadWriteMany
  • ReadOnlyMany: データセットがマウントされているノードのポッドは、データセットからのみデータを読み取ることができます。
  • ReadWriteMany: データセットがマウントされているノードのポッドは、データセットからデータを読み書きできます。